・不動産を売却するときの一般的な手順をご説明します。
・不動産売却の際にかかる『税金と諸費用』もご参照ください。
不動産売却には、法律や税金、諸経費など専門的なサポートが必要になりますので、まずはご相談下さい。その際、『売却理由、買い替えるのか、住宅ローン残債』などについて、詳細をお聞かせいただいたうえで一番良い方法をお打ち合わせします。売却の際の注意点として権利関係の確認·敷地の境界の確認·ローンの借入のある場合は残金の確認·購入当時の図面や書面などがあればご用意ください。ご相談はお電話でもメールでもラインでも大丈夫です。
まずは自分の物件の適切な価格を把握しましょう。ご相談を受けたあと弊社にて近隣での売買事例や建築年数や周辺の類似物件、管理状況、希少性などあらゆる観点から査定価格を決めます。販売活動や広告掲載についてもお打ち合わせさせて下さい。
売却を決断されたら『媒介契約』を結びます。媒介契約によって正式に売却の依頼をしたことになります。この媒介契約には3種類あり、それぞれの特徴をご理解いただいた上で、お客様にお選びいただきます。
買主を見つけるためにさまざまな売却活動を行います。不動産流通機構レインズへの登録や新聞折込チラシによる広告、ホームページやポータルサイトに公開するなど多岐に渡ります。こうした売却活動の経過を依頼主様にご報告します。
買主様との契約条件についての合意に達した時点で、売買契約の手続きを進めます。買主様へ重要事項説明書を説明し売買契約書を交わし、契約を締結し手付金を受領します。契約が締結された時点で、取引内容や権利、義務などが確定し、以降その権利、義務を遂行する準備に移ります。
引渡し日までに、抵当権の抹消手続きや各種書類(固定資産税納付書·権利証·印鑑証明書·住民票など)の準備をし、引渡しの手続きをします。主な手続きとしては残代金の受取り、固定資産税の清算、登記の申請、鍵の引渡しなどがあります。これらが無事に完了すると引渡しとなります。
不動産譲渡所得税 | 不動産を売却した場合、譲渡所得に対する所得税及び住民税がかかります。この税金は、売却利益がある場合のみ課税されます。 |
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印紙税 | 売買契約書に貼付する印紙代ですが、物件価格により変動します。 |
抵当権抹消費用 | 物件を担保に金融機関から融資を受けている場合(住宅ローンを含む)に、抵当権などの権利が設定されていることがあります。この場合、融資金を完済し残債が残っていなくとも、その権利の抹消手続きをしていなければ物件に設定されたままになっていますのでその権利の抹消の登記を行います。この費用は権利の種類や数によって異なります。 |
仲介手数料 | 不動産業者との仲介として売買契約をする物件では一般的に仲介手数料がかかります。金額は物件価格により変動しますが、最高でも『売買価格の3%+6万円+消費税』までと決まっております。 |
修理修繕費用 | 修理や修繕をして引渡しをする場合に必要です。 |
建物解体費用 | 更地での売買をする際に、解体すべき建物が残存する場合に必要です。 |
測量・分筆登記費用 | 境界の確定や土地を分筆して売る場合には必要です。 |